旅の計画で脳はフライングする!?

旅行の効果は事前準備から始まるという。今度の休みは旅行に行こう、どこそこへ行って羽を伸ばしたいなど、人は欲求が満たされると分かった瞬間から、脳内では意欲や快感を感じる脳内物質ドーパミンが分泌される。先々のことをあれこれ想像してわくわくする。将来の楽しみや報酬を用意することでモチベーションを高めることができるのだ。

旅行を計画することは、事前に欲求を満たすことになり、計画中から気分を上げることができる。脳はドーパミンによって先回りして幸福感を感じてしまうというわけだ。



さらに、旅行中の幸福感は2週間で減退するのに対して、旅行前の幸福感の上昇は8週間続くそう。だから、旅行計画のタイミングを工夫すれば、日々のストレスや疲れを効果的に癒すこともできると考えられるわけだ。

約3か月単位で旅行サイクルを回せば、理論上は1年間ずっと幸せな気分でいられるということになる。現実には都合よく休みは取れないし、ゆっくり旅行ができず、逆に疲れて帰ってくるというパターンが多いかもしれないのだが。

ちなみに、計画はできるだけ綿密に行う方がより幸福感は増すそうで、場当たり的に楽しむ旅よりも、あれこれ細かく計画する方が脳にとっては良しとされる。一見、空想を広げて計画を練る時間は無駄なようにも思えるが、楽しい旅を想像する時間は、幸福感を持続するという意味において無駄ではなさそうだ。


出典 ー 深い癒しをもたらす旅の効果とは -旅行の健康価値-

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